「自宅で思いっきり楽器を演奏したい。」「夜遅くまで練習したい。」演奏家の皆様なら、誰でもそうお考えになるでしょう。しかし、気になるのは、ご近所に音が漏れていないかという事。
皆様のご自宅の練習部屋は、防音対策がしっかりなされていますか? 防音室等で重要な事は、室内で出す音が、隣接する部屋やご近所様に対して、迷惑にならない様にすることです。部屋の遮音性能は「D値」で評価します。
ピアノ室ならD-55程度、金管楽器を使用する場合や、高音・振動なども考慮するお部屋の場合はD-65を目標値として、防音室を作らなくてはいけません。
隣室や隣戸の使用条件(隣室がリビングなのか、寝室なのかなど)によって必要な遮音性能は変わりますが、特にマンションなど集合住宅においては、わずかな音でも苦情になることがあるので、細心の注意が必要です。
自宅で楽器を演奏するとなると、遮音性能を、確実にとる必要があります。
建築物 | 室用途 | 部位 | 特別仕様 | 標準 |
集合住宅 | 居室 | 隣戸間の床、壁 | D‐60 | D‐50 |
戸建住宅 | プライバシーを要求される寝室、練習室 | 間仕切、床 | D-55 | D‐45 |
遮音性能 | ピアノ・他楽器等の大きい音 |
D-65 | 通常では聞こえない |
D-60 | ほとんど聞こえない |
D-55 | かすかに聞こえる |
D-50 | 小さく聞こえる |
D-45 | 聞こえる |
D-40 | 曲がはっきり分かる |
防音室は、①壁、②天井、③床の遮音・防振構造が必要となります。なぜなら、音は床、壁、天井を伝わり、隣室に透過してしまうためです。
「防音」と言っても、完全に音を遮断する事ではありません。防音は、聞こえる音を小さくするという事です。実際には、ほとんどと言ってもいい程、完全に音を遮断することは困難となっています。
防音工事は、防音層を何重にもする事になりますので、大変難しい工事の一つです。音の大きさに加え、振動も考える必要がありますので、しっかりした防音工事を施さないと、振動がしたり、想像以上に音が漏れてしまうと言う事も起こりえます。
また、楽器によっても遮音の程度を調整する必要があります。防音室でも、ピアノ用、ヴァイオリン用、金管楽器用、ドラム用などで変わってきます。
ご自宅の練習室を、素敵な防音室にしてみませんか?24時間快適に、誰の目も気にせず、思いっきり練習をすることができますよ。
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